トピックス

2011年01月24日月曜日

年頭を飾る若松代表取締役専務の巻頭言

hyou110124

月刊物流協働化研究1月号に弊社若松道行代表取締役専務の巻頭言が掲載されている。タイトルは「武士の家計簿」で江戸時代末期、地元加賀藩の「御算用者」を担っていた猪山家。 その8代目・猪山直之のもと、膨大に膨れ上がった猪山家の借金返済に一家を挙げて奔走する姿と彼らの家族模様、そして藩内の政争や幕末維新の動乱に否応なく巻き込まれながらもそれを乗り越えてゆく実話に基づく物語。   「運送業界は荷主に従属し、運賃の交渉能力が低いが故に荷主業界には運送業界の立場に理解を深めてもらいたい」と陸運支局長が経済団体の会合で挨拶したと運輸業界紙に掲載され、その考えに愕然。   もっともバブレ崩壊後、弊社が提出した見積書が希望に沿って了解をいただいた記憶がないのも、事実だから仕方ない面もあります。   運賃はもはや、「お駄賃」と化した・・交渉の最中、物流最大手の陰が見え隠れし、用心深くしのび足で近寄りエサを横取りしょうとするさまは、狡猾なキタキツネに似ているようです。   いろんな軋轢に耐え忍び、最終的には相手の予算の提示に合わせざるを得なくなり、英知をかけたこちらの見積書は無用だったのかと落胆することばかり…。   一念発起、利益は知恵と工夫と改善でと言い聞かせ、現場に落とし込みをしています。   物流コストは企業にとって経常利益に匹敵するものです。   物流部門が経営戦略の重要な位置を占めていることを教えられたのは、20年程前の話題でした。  消費が伸びない今日、物流費は「目の醜」の如く削減の一途を辿っています。  輸送費の削減効果が大きい故に、運賃交渉となるのでしょうが、単価をいじっても総額では大きな効果は期待できないのではと思います。  物流費と言っても自立的にコストを把握しているわけでなく、保管も輸送も販売計画のなかで右往左往している物流会社には戦略が不足しているように思えます。  輸送回数や配送ロット・配送時間は物流の権限ではなく、販売の最前線の仕事ではないでしょうか。削減意識は物流部門のみではなく、営業部門の物流への理解と協力など意識改革にほかなりません。  「荷主のムダは業者の儲け」と古(いにしえ)に聞かされた言葉…もちろんコスト低減は企業の永久課題です。しかし、口や言葉では容易に表現できても、安いコストで高いサービスを提供することは最良の方法ではありますが限界もあります。企業を疲弊させず活力に満ちた会社にするには、知恵と工夫と熱い心と適正価格だが…で締めくくった巻頭言だがうんちくある文章に皆さんも一読あれ。

種類別に見る

ページ上部へ